擁壁の基礎知識
石積擁壁工事の作業工程
作業工程3・・・床付け作業(掘削完了)
現況が既存擁壁などの場合はその擁壁を取壊してから掘削する。
掘削で発生した土は、可能であれば宅地内に仮置きする。そのスペースがない場合は、
余分な土はダンプトラックで現場外に搬出し処分する。
作業工程9・・・止水コンクリート、水抜きパイプ設置
2段目ブロックを積み、裏込めコンクリートを打ち込むと、擁壁の前の地盤より上に来たところ(地上に見える)から、水抜きパイプを設置する。
またその際に、止水コンクリートも打ち込む。
作業工程10・・・3段目のブロック積
3段目以降からは、ブロックが地上に出る。まずブロックを並べてから、裏込めコンクリートの巾の位置で型枠を立てる。
さらにその裏に排水層になる砕石を入れる。
その後、裏込めコンクリートを打ち込む。
作業工程11・・・4段目以降のブロック積
3段目の作業を繰り返し行う。
4段目ブロックを積む→型枠→排水層の砕石を入れる→裏込めコンクリートを打ち込む→5段目のブロックを積む
この作業サイクルを1段づつ繰り返し行います。
作業工程12・・・目地モルタル、埋戻し
ブロックを積み上げていく作業と並行して目地モルタル(ブロックの継ぎ目をモルタルで見栄えよく仕上げること)を仕上げていきます。
また、基礎部分の埋戻しも行います。
完成です。
この後、新築住宅の基礎工事がスタートします。
完成画像
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