擁壁工事
不可抗力の場合も
仮に、今お住まいのその土地が三十数年前に宅地造成され、ご購入された当時の関係法令では「適格擁壁」だったものが、現在の法令基準に照らし合わせた時「不適格擁壁」になってしまった場合もあります。
または親族が長年所有していて相続などで取得された土地と家屋であれば、その取得経過からも「所有の土地に不適格擁壁が存在」しても致し方ないと思います。このような事例は無数に存在しているのが現状であります。
さらには、そのような事情であなたの敷地に「不適格擁壁」が存在している場合は、現状にがけ崩れの予兆が無い限りは、ご自宅の建て替え工事などの際に、「擁壁工事のやり替え」も検討すれば問題ないと思います。
その敷地の広さや建物の位置関係によっては、「擁壁工事のやり替え」が必要ない場合もあります。
不適格擁壁のリスクについて
ここで問題なのは、「今現在、新築住宅を建てる目的で土地の購入を検討している」または「中古住宅の購入を検討している」皆様で、その購入対象物件に「不適格擁壁」が現存している場合です。 もし物件購入を検討されている皆様の中で「不適格擁壁」の存在を認識し、将来起こりえるリスク(天災などや自然崩壊)や瑕疵を適格に把握している中で、「どうしてもその物件を購入したい理由がある」または「リスクを考慮した安い価格で購入ができる」などの場合には、それもひとつの選択です。 しかし私たちに物件購入から数年後に擁壁にトラブルが発生し相談に来られる方に、物件購入時のお話をお伺いすると「不適格擁壁」が現存することや、将来のリスクやその隠れた瑕疵を把握しないで購入をしてしまったケースが大多数です。(もし当時、そのことを認識していれば、物件を購入しなかったと後悔の弁を皆さん語ります。)
(本来は建設機械を使用すれば、訳がない工事も、人力で行えばその分高額な工事費用になってしまいます)
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私たちが伝えたいこと
下記にご案内をさせていただきます内容は、擁壁工事を始め車庫、宅地造成工事をご検討中のお客様にとって必要不可欠な内容となっております。
家の建て替え、土地のご契約、その後の工事業者を選定する前に、ご一読いただけますと幸いです。
お子さんや、お孫さんへ、あなたは、価値のある不動産を残せますか?
擁壁トラブル ホームページを通じて、寄せられる相談内容トップ5
*青空車庫~道路と敷地の高低差が0m~2.0m程度の場合に適しています。
工事金額の目安
道路と敷地の段差が1.0m程度で150万円程度(要見積)
道路と敷地の段差が2mを越えると「宅地造成の許可申請」が必要になる場合もあります。
*現場打ちボックスガレージ(地下車庫)~現場で築造する車庫、道路と敷地の高低差が2.0m以上場合に適しています。
工事金額の目安
2台分で600万円程度~
1台分で350万円程度~
要見積
道路と敷地の段差があるほど工事金額は、加速度的に高くなります。
必ず事前に見積を取ることをお奨めします。
*プレキャストガレージ~工場で製作され、現場で設置する車庫、道路と敷地の高低差が2.0m以上場合に適しています。
工事金額の目安
1台分で350万円程度~
要見積
道路と敷地の段差があるほど工事金額は、加速度的に高くなります。
必ず事前に見積を取ることをお奨めします。
*ビルトインガレージ~部屋の一部として組み込んでいる車庫のことです。リビングから愛車が眺められる。
工事金額は、建築予算にて計上
*法面車庫~敷地が道路より低い場合などのケースに最適。
工事金額の目安
3台分で500万円程度
要見積
*車庫の付属物
*法面車庫~敷地が道路より低い場合などのケースに最適。
工事金額の目安
2台分で30万円程度
1台分で20万程度
品質メーカにより、低額、高額商品あり
参考:TOSTEM
*伸縮門扉~出入り口に設置する伸縮する門扉
工事金額の目安
2台分で25万円程度
1台分で15万円程度
品質メーカにより、低額、高額商品あり
参考:TOEX
*ゲート~出入り口に設置するシャッター、参考(TOEXワイドシャッター)
工事金額の目安
2台分で200万円程度
1台分で90万円程度
参考:TOEXワイドシャッター
*シャッター~ボックスガレージに設置する。手動式、電動式があります。
工事金額の目安
2台分で70万円程度
1台分で35万円程度
手動、電動あり
参考:三和シャッター
*道路縁石の切り下げ~車の出入をスムーズにするため、道路部分の縁石を下げる工事のこと
工事金額の目安
2台分で10万円程度~
1台分で5万円程度~
要見積
現存の道路側溝により、施工方法、金額が変わるので注意が必要です。
事前に官公庁への申請が必要です。
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